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2011.01.23
Jawbone ICONはハンズフリーヘッドセットとして世界で唯一の骨伝導マイクを利用した最強のノイズキャンセル機能「NoiseAssassin」を搭載して、Bluetoothヘッドセットハイスペックを誇りつつ、機能とデザインをマッチさせた最初の製品であるというところまで話を展開しました。
ICONの凄いところはここだけに留まりません。Bluetoothハンズフリーヘッドセットとしてだけでなく、音楽を聴くデバイスとして機能するためのA2DPプロファイルに対応することで、ヘッドセットとしての使い勝手を大きく向上させています。
携帯電話やiPhoneなどのスマートフォン、コンピューターなどのBluetooth対応機器がA2DPプロファイルに対応している場合、ICONをペアリングするとオーディオ伝送を行なうことができるようになり、通話時だけでなく、Bluetooth機器の音声出力をICONで受けることができるようになります。ハンズフリー機能との違いは、電話通話時だけでなく、たとえば音楽再生、ゲーム効果音、ワンセグ音声などをICONで聞くことができるということです。
このことは単に音楽を聴けるようになったという機能的な話ではなく、ハンズフリーヘッドセットの最大の欠点であった、「通話していないときには意味がない」という問題を解決することができるのです。つまり、通話していないときにでも、音楽を聴いたりゲームをしたり、ラジオを聞いたり、ワンセグを見たりということをすることができるようになったことにより、「常にICONを耳に付けておくモチベーション」が保てるようになったのです。
もちろん、片耳ですから本気で音楽鑑賞を行なうということには適していませんが、外出時などに軽く音楽をBGM的に聞いたりするには、片耳だからこそ両耳イヤフォンのように周囲の音を遮断してしまうこともなく、安全に使うことができるのです。たとえば通勤電車の中でちょっとゲームをする、ポッドキャストを聴く、などというときにわざわざイヤフォンを取り出す必要がありませんし、ケーブルがないので煩わしくありません。それでいて、電話の着信があれば即座に通話をすることができます。
このように片耳ヘッドセットでもA2DP対応することは非常に大きな意味を持つことなのですが、さらにICONの凄いところは、この機能は発売当初には提供されておらずMyTALKを通じてファームウェアアップデートをすることで機能を追加することができたのです。MyTALKについては追ってエントリーを書きますが、発売当初に購入したユーザーも最近購入したユーザーも、新しい機能は別途購入ではなくアップデートにより同じ機能を享受できるという点、これまでのガラケーとスマートフォンに関係が似ている気がしませんか(もちろんICONは後者に属します)?
なお、日本で当社が正規販売している製品は最初からA2DP機能を搭載しています。これは日本の発売が遅れたことによる不幸中の幸いだったと前向きに考えるようにしましょう(ものすごく我田引水)。
ICONがA2DP対応と聞いて、「どうせ片耳でしょう」と思った方、少し考え直してみてはいかがでしょうか。こんなにも使い勝手を拡げてくれる大きな機能なのです。
【All about ICON】
・最強のノイズキャンセル機能「NoiseAssasin」
・ハイスペックBluetoothヘッドセットとしてのICON
・機能性とデザインをマッチ、EAR WEARとしてのヘッドセット
・ヘッドセットで音楽を聴けるということ
・2台の携帯電話を同時に待ち受けする「マルチポイント技術」
・進化し続けるためのウェブシステム「MyTALK」
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このブログを書いたスタッフ
プレジデント
ほっしぃ
音楽からMacの道に入り、そのままApple周辺機器を販売する会社を起業。その後、オリジナルブランド「Simplism」や「NuAns」ブランドを立ち上げ、デザインプロダクトやデジタルガジェットなど「自分が欲しい格好良いもの」を求め続ける。最近は「24時間365日のウェアラブルデバイス|weara(ウェアラ)」に力を注いでいる。
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